うにゅドット師
リアルタイム発売時にポケーっとスルーした甦サムを安値で発見した男が
燐火を上げて購入に至ったものの結局4、5回しかプレイしていない様子を綴った文章。



いきなりですが、

全キャラ出すの無理!

えと甦サムですが、全キャラ出すの無理です。
全キャラでクリアなんて無理! 体力的に無理!
今のボクでは怒りゲージが逆に進んで魂から萎えてしまいそうになります。

一応、なんとか“ゲームとしてダメ”ではなく“格ゲーとしてダメ”といったレベルなので
遊べないことはない、むしろ闘神伝だと思えば充分合格なんですが、
なんつーか、ほとんどのキャラ、ひたすら強斬り≫必殺技を狙うしかない?
斬サムの羅刹ガルなんかの中斬り≫必殺技みたく、
ガードされれば出ず、ヒットしたらキャンセルから確定でヒット確認必要ないですし。
っていうか、それ以前にCPU戦やった感触では
長い弱斬りで延々とプチプチ突いてたほうが強いような……

それから、えっと、このゲーム、ヒットバックがない?
ガードされたらその場でカキーンって弾かれて間合いが変わらない、
というかむしろ技によっては、詰まったりするんですが、これはどういうことなのでしょうか。
覇王丸でしゃがみ弱斬り連打をガードさせてるとなんか、
敵が寄って来るんですが、この世界は空間が歪んでいますか?

後、3D格闘特有の長い勝利ポーズを飛ばしたくて
○やスタートをいつも連打しているんですけどなぜ受け付けてくれませんか?
武士道的に不許可ですか? 士道不覚悟ですか?

そういうわけで、全キャラ出現コードを見付けられなかった時点でもう断念!
その前にもう狂ったように派生技の多いコマンド表を見た時点で断念!
今更こんなん覚えるん無理やって!!
ああ、ヘタレと罵りたければ罵るが良いさ!!
これを全暗記する苦しみに比べれば些細な罵声などむしろ心地良く響くわ!!

しかし、演出関係の雰囲気作りと言いましょうか、
SNKファンならなんとなく伝わるでしょう、なんかそんな感じの空気?
みたいなのはしっかりとSNKゲーしていてグッと来る部分がありますので、
泣きそうな声でフルボイスの聖霊ナコルルに先導される
ストーリーモードを楽しむアクションアドベンチャーだと思えば、許せる!

ナコステージのあの名曲のアレンジも多数収録されてますし、リムルルと戯れるおまけモードも搭載!
さらにポケステを使えばナコルルRPGやナコルル時計も楽しめちゃうし、
EDではナコステージの曲に歌詞が付いたナコリムデュエットの歌が流れるぜ、たまんないね!!

ま、その、つまり、ナコゲーということで




いつも〜 ふたりで〜 居る〜♪(姉さまと居ると〜♪)
空がやさしくて〜♪(あたたかくて〜♪)


こんな感じで仲良しぶりを強調するナコリムの歌に、

お前ら他に友達おらんのかい!!

などと憤りをみせる僕なのですが、
甦サムの舞台はポリサム2の20年後らしく、
その間、ナコリムは悪い人に封印されていたために年は取っていないそうです。
リムルルは封印を解けば簡単に起きるもののナコルルの場合は封印が厳しく、
思念体となって聖霊化するしか外界に危機を伝える術がなかったようで、
それがこの甦サムの聖霊ナコルルということで。

キモイくらいにナコ狂いの漢達は単純に若いままだぜイヤッハー!!
などと鼻息を噴破! とばかりに荒くしているのでしょうが、
よくよく考えれば20年も封印されたままってすごくかわいそうだよね……

だってガルフォードなんかもう思いっきり中年ですよ……
かつての友人、恋人(になれたであろう人)がみんな年老いて、
自分達だけ置き去りなんて、こんなに残酷な仕打ちはないではありませんか。
なまじ人気があったが故のナコリムの悲劇。
ちびナコルルに萌ゑている場合じゃないですよ、ホント。お前だ! そこのお前!

そんなことを考えながらナコリムの歌を聴いているとひどく寂しげに聞こえて、切なくなりました。
リムルルが度々音程を外すのにも切なくなりました。

sora画伯


それはともかく覇王丸お前、
たった20年でそれは老けすぎだろ!
まだ40代やろお前!!

このように現代人の感覚では不自然な老い方を見せた覇王丸。
しかし、EDで語りかけるようにすでに他界している幻十郎の名前を出したり、
聖霊となったナコルルに再会するワンシーンの絵などは旧作ファンはジーンとしてしまいますね。
その絵はこちらで発見しました。先のようなことを踏まえて見るとグッと来ません?
北千里画伯、さささ、最高みゃー!!

「珍しい虫だなぁ」

「うわ! 誰こいつ!? 老いすぎ! 老いてる――――っ!!」

まぁ結局のところ「ファンアイテムとしては有り」なゲームかな。
ちなみにネオフリか何かで読んだ記憶によれば
ガルフォードは今も消えてしまったナコルルを待ち続けているそうです(T-T)

―――――――――――――――――――――

そんなわけで新世代作においても2Dを超えられなかったポリゴンのサムスピですが、
主人公の寝癖はエスパー魔美を超えたと思う。