ANUBIS ZONE OF THE ENDERS


ANUBISU―――
名前を聞いてもなんだそりゃ?と歯牙にも掛けなかったのだが、
ある時これがあのZ.O.Eの続編と知って購買意欲をそそられるに至った。
と言っても前作が面白かったわけではなくむしろク……

ではなぜ今作が気になったのかと言うと前作のストーリーが超・短いうえに未完だった、
というか打ち切り? というか素で体験版? これ?
といった感じの日本刀の切れ味を誇るブツ切りEDだったからである。

このようなこともあって前作Z.O.Eはその手抜きぶりに悶絶したわけだが、
このオレ、仮にも小島監督ファン。今度のは期待してみようと思って6049円を払った。
そして購入の際に予約特典の残り?なのかちょっと何か分からないものの、
携帯ストラップなる物体を貰った。が、しかしこれは……


リアルムームー星人?


い、いらない……

いらないし、



間違っても食べない。



SETH画伯

クリア後――――

面白い。
前作と基本的アクションはさして変わってないのに、これがホントに面白い。

種類が異様に少なく、行動がワンパターンなうえに無駄に固かった(ような記憶)敵が
柔らかい敵がワラワラ出る系に変わったことでスピード感&爽快感大幅UP!!
なんか作業チックにてきとーにダッシュしながら□ボタン連打してー
ガードされたら「ペッ!」と唾を吐くようなかったるい前作とはうって変わって
今回はテンションのせいかガードされたらもう
「なかなかやるな! だがまだまだ修行が足りんようだな! はいだらー!!
ってな感じでガードブレイク超・燃ゑるですよ!!

前作でどいつもこいつも全く使い道がなかったサブウェポン群が
今作ではちゃんと使える武器になってるところも色んな戦い方が出来て楽しいです。
作業戦闘にアッサリ飽きながらもなんとか楽しみを見出そうと
弾数制限あるクセに本当に使い道がないサブウェポンを
ハンカチを噛み締めながら必死に撃ってた数年前が嘘のよう。

広いうえに移動スピードも遅く、
しかもお使いで何度も何度も行ったり来たりしなければならず
無駄にプレイ時間を延長してくれたフィールドマップが排除されたおかげで
普通にアクションゲーとして楽しむことも出来ますね。
それに小島演出のストーリーが付いてるんだからもう何も言うことありませぬ。
やっぱ小島作品の主人公はいじわるなジョーク飛ばしてくれないとね。
前作の主人公は合わなかったようでもの凄い噛ませに成り下がり……((((;゜Д°)))

前作をやった人なら、今作の面白さよりも、
“なぜ前のがあんなに面白くなかったのか”のほうが不思議に思うであろう、
そんなゲームでした。

ただ主人公の名前がディンゴというのですが、
野球ファンとしてはあの中日のディンゴ(本名 デビット・ニルソン)しか思い浮かばず、
その度に笑ってしまうのです……

←右から二番目

応援歌最高。
プププ…… グレート・ディンゴ…… 何超人ですか?


まぁ、ゲームとは全く何の関係もないわけだが