第四部 世紀末救世主伝説

南斗ついに起つ!!の巻〜流れ去る雲よ!の巻


★原作★
拳王の復活は、残る南斗最後の将を動かした。
起つ南斗五車星、風の男ヒューイ、炎のシュレン、そして雲のジュウザ。
拳王破竹の進撃を止めるべく、南斗最後の将の為に駆ける漢達。
しかし、そのことごとくがラオウの剛拳の前に散るのだった。

その頃、ケンシロウは山のフドウの言葉にてユリアの生存を知らされる。
南斗最後の将の正体は、死んだはずのあのユリアだったのだ。


★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★



この一文に集約。ただの村人から。

なぜ『ウザ』と一部ひらがななのか。

南斗ついに起つ!!の巻〜流れ去る雲よ!の巻


いざ将の下へ!の巻


★原作★
ユリアの元へ走るケンシロウ。
しかしラオウもまた、ジュウザの壮絶な死から将の正体を見抜いていた。

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★
南斗の塔にすでにラオウが篭っている。
入り口で待機しているフドウとリハク。
リハクからは将の正体を聞かされ、フドウは仲間に。

いざ将の下へ!の巻 


はるかなる想い!の巻


★原作★
ラオウの中にもユリアの存在は強く刻まれていた。
海の兵団を蹴散らし、ついに将と対面するラオウ。
しかし仮面の女はユリアではなく、リハクの娘トウだった。
トウはラオウを愛していたがその想い届かず、
少しでもラオウの心に存在を残すため、自ら自害に果てる。

「バカな女よ……」
ラオウはトウに刺さる刃を抜き、想いが届かぬのなら自分を殺してみろと吼える。
ならば誰の手にも渡らず、一生自分の中で生きる。
ラオウの前ではたとえユリアであっても跪かねば死あるのみだった。

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★

カット

はるかなる想い!の巻


その時は きた!の巻


★原作★
ラオウを待ち構える海のリハク。
その頃ケンシロウはユリアと落ち合う部屋へと案内されていた。
だがケンシロウはユリアとの逃亡を拒否。
「ラオウある限りユリアに生はない!!」
今にもリハクにトドメを刺さんとするラオウの眼前へ降り立った。


★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★



ユリアと二人で待ってくれてる
連れて逃げられなくて良かった。
ユリアが村娘と同じ絵なのはこの際良しとする

その時は きた!の巻


血の奔流!の巻


★原作★
ラオウを圧倒するケンシロウ。
散っていった強敵達の血が、技が、ケンシロウに無想転生を纏わせていたのだ。
北斗神拳究極奥義の前に成す術もないラオウ。
「ラオウ トキが待っている!!」


★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★



無想転生をラオウが!?

血の奔流!の巻


運命の罠!の巻


★原作★
無想転生の前に有り得ないはずの恐怖を感じるラオウ。
だが死を覚悟し、ケンシロウを討つべく踏み出した一歩が運命の罠を作動させる。
地面が砕け、落下するラオウ。それはリハクが仕掛けていた最後の罠だった。
そしてラオウが落ちた先には、ケンシロウと落ち合うはずだったユリアの姿が……
「運は我にあり〜!!」


★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★



こんなナレーションが

塔の最上階から放り出されて…… ラオウはともかくユリアは大丈夫なのか。
これでユリアは人生二回目のダイブだ。

突然爆発してよく意味が解らないのだが、
まさか外のリハクが爆破スイッチでも押したのではあるまいな!?
外で話し掛けてみると彼は「うみのリハクいっしょうのふかく!!」とコメント。

……怪しい。

尚、ラオウとの戦闘は途中で強制終了。
そして、どこからかラオウの咆哮が響いた。

うんは われにありー!!
てんは このラオウをのぞんでいるのだ!!

えー!? もうわけわかんねぇー!!

もう最初からユリア手に入れてたじゃん! どうなのよ!?
ケンシロウから体良く逃げられて「うんは われにありー!!」なのか!?
それで良いのか!? それで良いのか! 世紀末覇者!?

とうとう端折られすぎてストーリーが解らなくなって来た

運命の罠!の巻


魔王への犠牲!の巻


★原作★
怯え恐怖する者に勝利はない。
ケンシロウとの決着の為にはその身に焼き付いた恐怖を払拭しなければならなかった。
ラオウはかつてその存在に恐怖した男、鬼のフドウの元へ現れる。

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★
今度は「ほくとれんきとうざにてまつ。」と連絡が入る。
新世紀創造 凄拳列伝のラオウはきちんとアポを取る几帳面な漢だ。

それを聞いたフドウは、

わたしも なんとごしゃせいのおとこフドウ!
ユリアさまは わたしがたすけだします!

と、暴走。一人で練気闘座へ向かい去って行く。
装備外しとけば良かった

魔王への犠牲!の巻


肉体を越える魂!の巻


★原作★
己の背に線を引き、これより下がれば自分を射れと部下に命を出すラオウ。
しかしそれでもラオウはフドウに一方的に傷を負わせるほどに強かった。

全身から血を流しながらも前に出るフドウ。
やがてそれはラオウに再び恐怖を呼び覚ます。
フドウの哀しい眼は、ケンシロウのそれと同じだった。

思わず退くラオウ。
この瞬間、勝負は決した。
「哀しみを知らぬ男に勝利はないのだ!!」

荒れ狂うラオウ。
子供達と、遅れて駆けつけたケンシロウに看取られ
静かに息を引き取ったフドウは安らかだった。
「行こう 最後の決着だ!!」


★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★



もう死んでた

そもそも別にラオウは恐怖を覚えてないんだからフドウ死ぬ必要なかったのに……
シュウ様やコウリュウ達はシナリオ矛盾で無事に生き残ったのに……

ハート様 無言死
デビルリバース 無言死
ライガ フウガ 無視

結論
東映動画は巨漢には厳しかった

肉体を越える魂!の巻


心を血に染めて!の巻


★原作★
哀しみは愛。
ラオウは愛を知らぬ者に勝利はないと悟る。
ならば愛を知る術はただひとつ。己を深き哀しみの淵に。
それはユリアの命を奪うことだった。

黒王号に導かれ、ケンシロウは北斗練気闘座へと降り立つ。
そこには心を血に染め、無想転生を刻み付けたラオウがいた。
そして、ユリアの亡骸も……

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★

ケンシロウ!!
うぬのほねと ほくと2000ねんのれきしを
ほうむるに ここよりほかに ばしょはない!

ラオウ やぼうとともに
このちに ねむるがいい!!

原作通りの会話を繰り出す二人。
最高の場面を迎えて東映動画にも気合が入ったのか一語一句違わない。凄い!


でもここ本当に練気闘座……?



どうもセコイ廃ビルにしか

ユリアに話かけると「どうやら ねむっているようだ。」

心を血に染めて!の巻


血に染まる覇王!の巻


★原作★
ユリアに拳を振り下ろすラオウ。
しかし拳が届く前のユリアの吐血がラオウを止める。
ユリアはすでに不治の病にその身を蝕まれていたのだ。

己の定められた命で世紀末の世に光をもたらすことが出来るのであれば喜んで天に還る。
幸せを放棄し、ただ待ち続けた哀しきユリアの宿命にラオウは涙する。
ラオウもまた、ユリアを心から愛していたのだ。

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★


カット

よってユリアの病気の設定はなし。もしや生き残るか!? ユリア!!

血に染まる覇王!の巻


さらば強敵よ!の巻


★原作★
決着。
ラオウの全霊の拳を以ってしても、
強敵達との死闘が刻まれたケンシロウの心は砕けなかった。
敗れて尚、闘志を失わぬラオウ。
その時、ユリアの鼓動が再び動き出した。

ラオウの拳はケンシロウの眼前で止まる。
ケンシロウはすでにラオウに力が残っていないことを見切っていたのだ。
「見事だ 弟よ!!」
そこには兄弟に戻った二人の姿があった。

ユリアの生存を知るケンシロウ。
ラオウはユリアの秘孔を突き、病状を一時停止させていたのだ。
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
ラオウは雄々しく、天へ還ったのだった。

★北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝★

フ・・・フフ みごとだおとうとよ!
いまこそ さとった!
おまえは きょうまで しれつなる
きょうてきとの たたかいのなかで
せいとしの はざまをみきって
いきてきたのだと!!

に、兄さん……!

ユリア!!
おまえのいのちは あとすうねんは もとう!
のこる よせいをケンシロウとふたり
しあわせに くらすがよい。

きゅ、急にそんなこと言われても意味わかんないよ! 兄さん!!

さらばだケンシロウ。
このラオウ てんにかえるに
ひとのてはかりぬ!!
はあ!!
わがしょうがいに いっぺんのくいなし!!

意味わかんないよ! 兄さ――んッ! ユリアどうしたの兄さん!
ユリアも何か言ってよ! キミまだ一言もセリフがないじゃないか!
に、兄さん! 兄さぁ――――――んッ!!



第四部 世紀末救世主伝説