第二話
その時、霊は降りた!!

ジャだろ! ジャ
というわけで元ジャギの部下だったっぽいインチキ伝承者デカンを倒し、
どうくつのかぎ』を手に入れたとうえい。どうくつで使うのだろう。

ちなみ帰りは謎の魔法陣に乗ったらデカンアジトの外までワープ出来た。
七星覇拳伝は実に親切設計だ。

捜査の基本、情報収集に明け暮れると……


*「このむらのきたに だれも はいったことのない
  シュケンのどうくつがあるのよ

*「デカンのやつ なぜか ほくとそうけの
  にんげんを おそれているんだ
  とびらを つくったのもそのためだよ


ふむふむ、これまた主人公の目的とは何の関係もないが、
この鍵でシュケンの洞窟の扉を開ければ良いのだな。
で、その扉はデカンが北斗宗家の人間を恐れるあまりに作ってしまった、と。
誰も入ったことがないのにどうやって作ったのかは謎だが。




つーか、いきなりもう妙なじいさんが入ってるよ!
いっぱい入ってる! 人いっぱい入ってる!

しかも唐突に
主人公出生の秘密が明らかに!



*「おまえは しゅくめいのもとに うまれたこ
  じつは わたしの こではないの……
*「
ほんとうは……
*「
ほんとうは……
*「
ゲボッ グホッ

こんなにもったいぶって死んだ母上が浮かばれない。

洞窟を進んで手に入れたのは『シュケンのつえ
で、まさか杖を武器に一暴れという仙人ライクなことはないだろうから、
これを何のために使うのかまた情報収集に明け暮れる。


*「まいばん しゅうれんせいどうから いまはなき
  リュウケンさまの おなげきのこえが
  きこえてくるのじゃ あ〜おそろしや

*「このちかの せいどうの リュウケンさまの
  おなげきのこえを しずめるには
  シュケンのつえがいるんだ


ほほう。なるほどそういう風に杖を使えば良いわけか。
でもオレがデカンなら洞窟じゃなくてこっちにとびら作るね!
普通に考えてこっちのほうが全然怖いもんね!
リュウケン(本名羅門)も人様の迷惑になるようなことはおやめなさい。


リュウケン(霊)のお話
*「とうえいよ!
  でんしょうしゃを めざすは ほくとそうけに
  うまれたもののさだめ!
*「ほくとしんけんは
  ちじょうさいだいのけん!
  でんしょうしゃの みちは とおい!
*「おおくの くなんをのりこえ すべての
  ちょうてんに たて!
*「ゆけ〜 とうえいよ!
  ケンシロウを さがし ほくとしんけんの
  でんしょうしゃとなれ!

わかったから成仏してください

しかし例え北斗宗家の血を引いていても、
やはり北斗神拳伝承者への道は遠いらしい。
リュウケンの霊は北斗の道の険しさを天界から語った。





いや近ッ!

霊と交信しただけで奥義覚えちゃったよ!



百裂拳、柔破斬、復元孔を覚え北斗神拳伝承者を目指すことになったとうえい。
原作でケンシロウが育てた伝承者(?)、ラオウの遺児リュウはどうなってしまったのか。

するとたびがらすのアケビなる娘が登場し、
風丸という男が宗家の人間を探しているらしいことを教えてくれる。


そんなわけで風丸を仲間に。


えっ!
おまえが ほくとそうけだと?
こ・これは しつれい
せっしゃ そうけにつかえる じゅうしゃ
かぜまるでござる

かぜまるでござる

忍者だ! 従者っていうか、忍者だ! この人!