第十一話
狼は死なず!!

悲運の将は

ユリア様の妹にございます!


まぁそんなこったろうと思ってたけどね(´∀`)y-。oO○

しかしこの悲運の将、大凶のガルグによって記憶を奪われているらしい。
本当に悲運だ。

将の記憶を戻すためにはユリアさまのせいすいが必要!

という話を五車星に漠然と聞かされる。
取りに行ってくれたら嬉しいなぁ〜という魂胆だろう。腹黒い奴らだ。
そしてそろそろ聖水で記憶が戻るやら聞いても違和感なくなって来た

しかし悲運の将の記憶が戻らねばケンシロウが居るという水晶殿の場所も判らないので、
せんどうのタロウザから譲り受けた船でユリアの眠る地へと旅立つことにする。
にしても全然海、涸れてない


リュードが抜け、3人になったばかりか五車星のカインは奥義が使えないうえに、



掛け声が「ごっしゃ〜」

いくら五車星でもそんなことは言わない

戦力ダウンが著しいとうえい一行は海賊に苦戦しつつもなんとか目的地へ到着した。


――リブショーキ

ユリアの安住の地となった地。



でも本当はショキなんだよね!

東映動画またやっちゃったね!


早速ユリアの聖水のことを調べようとしたが墓地に入る鍵を盗っ人に奪われたらしい。
さっさと交信させてもらいたいものだ。
仕方ないのでまずは墓地の鍵を求めて村の北へ……


!?



こっ! この漢! この漢は!?



リュウ「むむっ おれの はいごにたつのは
  だれだ!

世紀末覇者ラオウの遺児!
リュウ!



おお…… リュウ…… 父上に似て立派に漢らしくなられて……


リュウと対峙するとうえい。

*「わたしは ほくとも なんとも きにしない。
  ただ このよの あくがにくいだけ。

私は北斗も南斗も気にしない! こんな喋りだったのか、とうえい!

リュウ「おっ! そのうでのあざ ほくとそうけ!
  ふふっ! これも じぼせいの ひきあわせか。
とうえいは さいこうの ともをえた。


おお!


そうび
Eラオウのこて
Eラオウのどうぎ
Eラオウのかたあて
Eラオウのブーツ


さ、最強! まさに最高の強敵!

盗っ人は父、ラオウの愛した女、ユリアの墓参りに来ていたリュウがすでに追い詰めていた。
しかし突如乱入して来た別の男に消される盗っ人。

謎の乱入男の素姓は……


*「きさまら ほくとだな!
  おれは げんとりゅうけんのフラジ!

元斗琉拳!?

*「げんとこうけんは ほくとりゅうけんを
  せいあつし まかいのけんをとりいれた
*「ほくと なんと うらなんと すべては
  ほろびる! これからは げんとりゅうけんが
  このよの はけんをにぎる!

げ、元斗が北斗琉拳を吸収!?
魔界を取り入れて元斗琉拳に!?

な、な、な、なんだか凄いことになっているぅ―――ッ!!


シナリオ書いた人はよほどファルコが砂蜘蛛に負けたのが気に入らないと見える。

*「ゲホッ! さすがほくとしんけん
  でんしょうしゃこうほだ! だが おれなど
  げんとりゅうけんの したっぱ。
*「おまえは いつか げんとりゅうけんの
  さいきょうの おとこたちと であうだろう
  そのときが ほくとの さいごだ! グホッ!

戦慄の元斗琉拳! 自ら下っ端と名乗る男ですら魔界の拳を修得していた!
むしろ野猿牙殺拳のような男ですら魔界の拳を修得していた!

これから出会う元斗最強の男達とは!?
元斗皇拳正統血統であるファルコの遺児はどうなってしまったのか!?
そしてリュウの登場でとうえいとリュードの継承者争いは!?

風雲急を告げる北斗の拳4七星覇拳伝北斗神拳の彼方へ!
北斗の歴史はどこへ向かおうと言うのか!?


と、それはさておき取り戻したぼちのかぎを使いユリアとの交信を試みる。



とうえいは あしもとを しらべた。







それだけ!? 交信なし!?
妹の一大事だと言うのに!?






一番降りそうな人が降りて来なかった。