哀★絶章 第二部
レイ、心のむこうに! 美しき雷鳴の拳士編!

アインを失った哀しみを乗り越え、
何事もなかったかのように洞窟を進む主人公達!しかし!

ゲルバの配下! 地獄耳のガジラン(←)が行く手を阻む!
チクショウ! アインの仇だ! どっせー!


『ううっ。 おれの じまんのみみが きりきざまれちゃったよ うげっ!!』

勝った! そしてゲシュラーが居るというゲルバ城へ乗り込むぜ!

!? う、うぬは!?



平八 !?


違った。黒夜叉だった。

城に入った瞬間、妙な老人が入り口塞いでて
しんの ゆうしゃに えいこうあれ〜!!』などと叫び出すとは
海のリハクの眼を持ってしても見抜けなんだわ!

なぜか先に忍び込んでた黒夜叉を仲間にして、
いざ打倒! ゲルバ!そしてゲシュラーへ!

しかし、挑み進んだゲルバ城でさらに驚くべきことが!
なんとあの女戦士マミヤが牢屋に捕らわれているではないか!
牢獄の中でマミヤは恋人であるレイの無事を祈り続ける……
ああ! なんとけな気な! レイは目の前に、レイは目の前にいるというのに!





こんな姿ですが


牢くらいシュパパッと切り刻んでしまえば良いのにね。
地獄耳のガジランの耳みたいに。

しかしそこに、ゲルバ現る!


『ゲシュラー様? もう ここには いない!! ワハハハッ!!』


じゃあ、帰るか

え? だって別にゲルバに用はないし。
でも話が進まないからゲルバを追うぜぁーっ!!

辿り着いた部屋には! ゲゲェーッ! ゲルバ兵がたくさんいやがる!
これはさしもの主人公もちょっと困ったゼー! ……!?


そのとき うみのリハクのこえが ひびいた。


な、なんとあの海のリハクが唐突に、
風のヒューイ炎のシュレンを連れて駆けつけてくれたのだ!
よーし! 今だ! オラァー! ゲルバぁ覚悟ォォ!!


見るからにゲルバ。
いやゲルバというかなんかゲバラ



さらに闘いの最中突如イベントが。


イナズマの
ふくめんが とれた!!

ゲルバ『き きさまは!!』

 そうだ!! おれのなは
 南斗水鳥拳のレイ。
 義の星に生きる男
 死んでもらおう
 ゲルバ!!


赤いイナズマがレイだったことよりも……


これが覆面だったことに驚愕!!


これはじょーおーさまが鞭、ロウソク等を駆使して色々するときに使うマスクでは?

はっ!? まさかっ! マミヤさんと!?


いや、考えてはならぬ。考えてはならぬのだ。

ゲルバ! 死すべし! 貴様にはその醜い死に様が相応しい!
赤いイナズマ改め南斗水鳥拳のレイの活躍により巨悪、ゲルバは滅びたのだった!
するととそこへ、恐らくリハク軍によって救い出されたのであろうあの人が……!





そりゃ違う意味でまさかと思うよな




訳してみると、


マミヤ『レイ!! まさか あなたが
だなんて』


レイとして動けばマミヤに危害が及ぶ! ならば己が死したと噂を流し、

となって闘ってきたレイ!

その長く辛い闘いも今、終わる……



レイ『オレは 主人公とともに 魔皇帝をたおす旅をつづける』


ええ!?

いや別に魔皇帝を斃す旅なんてしてないんですけど!?
ただゲシュラーを斃して恋人を…… ええ!?