終章
さらば愛しき者たちよ! 哀★絶章完結!

元斗の十字架 南斗の鏡 北斗七星宝刀

魔皇帝三皇子が持っていた魔皇帝打倒に必要不可欠な伝説の防具の鍵。
全ての封印を解いたとき…… 天帝は無敵無欠となるという……

ならば急がねばなるまい!
元斗の十字架を元斗の館へ! 南斗の鏡を南斗の館へ!
そして北斗七星宝刀を北斗の泉へ!

それぞれの封印を解き! ついに……! ついに揃った伝説の防具!
それを全て装備した新主人公は……


フォォォォ――――ッ!!


発光生命体になっちゃいました

さぁ! 超主人公となったところで魔皇帝のオーラで通れなかった天魔の洞窟!
ここを軽々と突破! もはや魔皇帝の居城は目の前となったのです!
永かった…… あまりにも永かった闘いが…… やっと今終わる


さて、無事洞窟を抜けたところで……




ジュウケイ!
と、その背後には女人像が!!

しかしゲホッ!! って……
いやゲホッ!! よりもなにより……




リュウケンと色違い!

ナメられてる! ナメられてるぞ! ジュウケイ!


『北斗神拳そうし者 シュケン様が
 2000ねんまえに 魔皇帝を
 ふせぐために つくった 女人ぞうすら
 守れなかった!!
 むねん!!』

あべし!

登場すると同時に女人像もろとも爆発してしまったジュウケイ!
最後の最後で哀★絶章ショボ死大賞をアインから掻っ攫って行きました!
おめでとう! ジュウケイおめでとう!!

しかしジュウケイ爆発と同時に水晶の星がまたひとつ消える!
残る星はあと2つ! このまま魔皇拳が完成してしまうのか―――っ!?

てなところで魔皇城突入。
撃壁背水掌のパワーアップ版、雲のジュウザの撃壁水掌という
何かパワーアップのしかたを間違っている全体攻撃奥義を駆使し!
消費したOP(奥義ポイント)はシンが持っているユリアのリングを所持していると
歩くだけで回復するというウル技で回復! まさに無敵! 我の拳の真髄は背水!
7までずっと背水の意味を知らないままの東映!!

ひとしきり歩くと……

『我は 魔皇帝なり!!
 全てのたみよ!! 我にひれふせ!!』

で、出たぁ――――っ!!
相変わらず『たみ』を漢字で書けない漢!
魔皇帝御大自ら直々についにお目通りだぁ―――っ!!


でもバトルが始まったら一撃蹴られて穴に落とされてしまいました。
ここへ来て東映動画の盛り下げ術も熟練を増してきました。

落ちた拍子に仲間とはぐれ、一人になってしまった超主人公。
うひぃーん、心細いよぉう…… ケンッシロウ様――っ!ラオッウッ様―――っ!!


『お、おそろしく強い!!
 きさま なにものだ!!
 ガホッ!!』

!!?

一人魔皇帝軍と闘うこの漢は!?
ラオウでも! ケンシロウでもない!
このは! このはぁ!!


『我は カイオウなり!!』
で、出たぁ――――っ!!

そういえばこのカイオウと新主人公はかつて修行時代に闘ったことがあったとか。
ボコボコにされながらもそのスピリッツに惚れたラオウが
覇者の旅に連れていったというエピソードが残っている。

となるとここで新主人公vsカイオウ戦勃発!?


なんてことはなく……

『ふっ !!
 こぞう おまえも 魔皇帝と戦うか!!
 おれが みとどけてやろう。』

ついにカイオウが仲間に!


でもカイオウさんどうやってここまで来たんでしょうね。
伝説の防具で魔皇帝のオーラを封じないと天魔の洞窟は通れないはずなのに……



……やめとけ。



さぁ! カイオウとの最強タッグでいざ! 魔皇帝を討つ!


『ほう カイオウ おまえほどの男が
 こやつのために死ぬのか!!』






超ド級対決!!











そして……























『グホッ!!』
『うぐぐ!!』

相打ち!!



だがついに魔皇帝は撃破!

カイオウという犠牲は払ったが、ついに!
ついに魔皇帝を撃破したぞぉー!!








!?































『おれは かげむしゃ!!』



つづく!