ここでは需要があるのかないのか微妙な雰囲気だが
北斗の拳7の技表っつーか、コマンド表っつーか、奥義表を公開するぞ!

入力のコツ

出難い! このゲームの必殺技はとにかく出難い! 老人の尿くらい出難い!

しかし奥義でないとKO出来ないうえに時間で体力が回復するこのゲームでは
威力1〜5ミリの通常技をちまちま当てていってもラチがあかないので、
奥義は絶対に出せるようになっておかなければならない。そこで奥義入力の極意を伝授だ!

高速でコマンドを入れ十字キーから手を放してからボタン

これがコツだ! つまり、レバーニュートラルでボタンだ!
十字キー部分も2方向以上入れないとならない奥義はいちいちニュートラルに戻し、
かつ高速で入力するべし。
これで10回に6回は出るだろう。



奥義の性質

すべてガード不可
これをガードするには奥義ガードという特殊なガードを使わねばならず、
奥義ゲージを物凄い勢いで消費してしまう。

奥義ゲージは時間と共に溜まるのだが、
その速度はキャラごとに差はあれど基本的に老人の尿よりも遅い。
しかし奥義ガードを使うとさながらストローで吸ったように急激に消費してしまうのだ。
ゲージがなくなれば、通常ガードでも一応ダメージを減少させることは出来たりするが、
それも微々たるものなので完全にガード不可と思って良い。

奥義ゲージを消費する奥義は、
異常に出難いコマンド入力という関門を無視しての奥義ボタンひとつ、救いの1ボタンで出る。
それは良いのだがしかし、出る技は溜まったゲージLvに対応しており自由には選べない。
Lv4の時にLv3の奥義を使おうと思っても不可能なのである。
どうしてもLv下位の奥義を使いたいという時は
奥義ガードでゲージを少し使ってから奥義発動すれば良いだろう。
これも生活の知恵だ。



投げ奥義

このゲームで投げが使えるのはシュウ、サウザー、ジュウザの3人のみ。
いずれも密着して十字キー後ろと強Pで出る。
しかもこれは後ろに入れながらボタンで出るので簡単――
というか、このゲームにしては珍しく普通に出せるのである。

威力もあってダウンも奪えるので、
近距離でもつれた時は後ろに入れながら強Pを連打しておこう。
それくらいアバウトな方が生き残れるのが、
この北斗の拳7 聖拳列伝 伝承者への道なのである。
まさに悪魔が微笑む時代なのである。


ケンシロウ シン レイ シュウ サウザー ジュウザ ラオウ
一子相伝の北斗神拳正統伝承者 乱世を打ち砕く世紀末救世主 ケンシロウ

北斗神拳奥義 百裂拳
弱P連打
なくてはならない百裂拳。
北斗百裂拳で良いのだが北斗神拳奥義百裂拳と画面に出るのだから仕方がない。
当たると吹っ飛んでダウンするので多段ヒットするわけではない。
百裂拳の意味がない。しゃがんで連打しても出ない。
東映動画にしては珍しく攻撃判定がハッキリしていて、近すぎても当たるのが利点。
相手の起き上がりに連打で重ねておくと良い。
北斗神拳奥義 千手壊拳
強P連打
強で出すとなぜかゲーム関連では百裂拳の強化版として扱われる千手壊拳になる。
前進しながら連発するので普通の立ち合いでは百裂拳より当たり易い。
当たると吹っ飛んでダウンするので多段ヒットするわけではない。
しゃがんで連打しても出ない。
北斗神拳奥義 残悔破
→↓P
どう見ても岩山両斬波だが残悔破。
拳盗捨断という線もあるがこれは東映奥義、残悔破。
接近戦用の技だが接近して壊滅的シビアなコマンドを入力する余裕などない。
弱Pでも強Pでも出るがこのゲームの奥義に強弱の概念などない。
それにしても背景のリンがあまりにも怖すぎる。
こんなものをUPして呪われないだろうか。とても心配だ。
北斗神拳奥義 昇龍闘破
↓↑P
狼のような気を龍と言いはる謎の東映動画奥義、昇龍闘破。
言うまでもなく原作にはこんな技はない。カスリもしてない。
大方、主人公にはとりあえず昇龍〜がいると思ったのだろう。
これは↑と同時にボタンを押さないと出ない。
対空的な技だが飛んだのを見てからコマンドを入れる余裕などないし、
そもそもこのゲームには対空という概念すらない。
(何か飛んだのを意図的に落とそうとしても有耶無耶になる
そして背景のリンの目線が動いたような気がするのだが
本当に大丈夫だろうか。心配だ。
北斗神拳奥義 飛翔有情脚
ジャンプの頂点で弱K
蹴りを連打しながら落下してくる東映奥義。
原作では有情拳ならあるが有情脚などはない。
トキの天翔百裂拳と有情拳が何かの間違いで混ざってケンシロウに付いたのだろう。
連打と言っても当たればダウンなので連続ヒットはしない。
しかしガード不能の急降下飛び蹴りなので使い易く、そして強い。
そして何よりも出易いのが最大の利点だ。ケンシロウの主力技と言えよう。
原作に全く存在しない技がケンシロウの主力技と言えよう。
尚、この技で相手の背後に着地すると
次のジャンプは十字キーとは逆に飛んでしまうという意味不明のバグがある。
北斗神拳奥義 剛掌破
←→P
本当は北斗剛掌なのだが、東映動画に誤字脱字はつきものなので気にしてはいけない。
闘気を溜めるポーズはカッコ良いがそのポーズのせいで出るのが致命的に遅く、
他の飛び道具と撃ち合うと間違いなく死ぬ。
だがガード不能飛び道具なので、この世界では強いことには変わりない。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
北斗神拳奥義 七死星点
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
原作の面影もなくただパンチを連打する技。
連打と言っても当たればダウンなので連続ヒットはしない。
溜まるのが亀の歩みより遅い奥義ゲージをここまで溜めたのだから
こんなしょぼい奥義を出してはならない。決して出してはならない禁忌の技。
北斗神拳奥義 無想転生
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
一定時間完全無敵になる北斗神拳究極奥義。
一定時間と言っても実に30秒もの間無敵状態なので相手はたまったものではない。
この状態で何でも良いので技が当たればそれが無想転生となり、
たとえそれが弱Pであっても約3分の2ほどのダメージを与える。その弱Pも通常ガード不可だ。
ヒットすれば無敵は終了するが奥義ガードされても無想転生は継続されるので
30秒間当たるまで暴れ続ければ良い。強すぎる。
奥義でも8ミリづつしか削れず尚且つ高速で自動回復していく体力ゲージを
一度にそこまで減らせるのだから今までの作業に虚脱感は隠せない。


南斗聖拳の伝承者 サザンクロスのKING シン

南斗聖拳奥義 獄屠拳
↓→K
北斗の拳屈指の名シーン、ケンシロウと空中で競り合ったシンの代表的な奥義。
アニメ版では獄殺拳だが、今作では原作版が採用されている。
拳なのに脚で攻撃しているが原作でもそうなので気にしてはならない。
移動距離が長くスピードも速いため、連発すれば一気に圧倒することも出来るだろう。
正確にコマンド入力が出来ればの話だが。
南斗聖拳奥義 虎破龍
→P
これも名シーン、ケンシロウと互いの秘孔を突き仮死状態となった奥義。
しかしこれはレイの技だ。東映動画はまた間違ってしまった。
簡単なコマンドだがやはり出ない。
十字キーに一瞬だけ触れ、すぐに離してボタンを押すのがコツ。
何かねり消しみたいなのが手から出るのでリーチが長い。
南斗聖拳奥義 鬼頸破
←↓→P
大袈裟なポーズから飛び道具を放つ奥義。
ポーズが邪魔だが飛び道具と言えど通常ガードは不可のうえ、
連発すればこのゲームの性質上ジャンプで躱すのもなかなかに困難。
近くで出すとしゃがんだ相手に当たらないが、
遠くなら当たるという不思議な当たり判定を持つ。
南斗聖拳奥義 南斗天葬脚
→↓K
かかと落としだ。
しゃがみガード不可のような雰囲気だが、
そもそも奥義は通常ガード不可なので気にすることではない。
接近戦用だが接近していても獄屠拳の方が強いので趣味の技。
南斗聖拳奥義 獄屠十字破
↓→P
鬼頸破との違いはこっちのほうが微妙に出が速いことだろうか。
その分、威力は一歩劣っているのだろうか。
あまりにも微妙すぎて人間の目で捉えることは困難。
自分でもどっちが出たのか解らないし、そしてどっちでも良い。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
南斗聖拳奥義 獄葬十字拳
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
南斗千首龍撃のような突き連打だが獄葬十字拳という東映奥義。
珍しくカッコ良いネーミングだが何も十字ではないし、
突きのクセに密着しないと当たらないという驚異のリーチを誇る。
せっかく溜めたゲージをこんなみみっちい奥義で消費してはならない。
決して出してはならない禁忌の技。
南斗聖拳奥義 天舞相殺拳
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
サイコクラッシャー。


南斗水鳥拳伝承者 華麗に舞う南斗の義星 レイ

南斗水鳥拳奥義 鷹殺拳
→P
腰の入った見栄えの良い突き。
ヘッポコなモーションで脱力することもあればカッコ良い絵も随所に散りばめられているのが、
この北斗の拳7聖拳列伝伝承者への道の侮れないところである。
だからと言って使えるわけではない。
南斗水鳥拳奥義 鷹翔脚
↓→K
獄屠拳と何が違うのか? 何も違わない。
一歩間違えば鷹爪三角脚であり、南斗双鷹拳的ネーミングでもある。
いわくありげな東映奥義だが、獄屠拳と同じくやはりオールマイティーに強い。
南斗水鳥拳奥義 飛翔白麗
ジャンプの頂点で強P
ユダを倒した南斗水鳥拳のレイ最後の奥義。
空中技なので北斗有情脚と同じく、やはり飛び越してしまった場合、
ジャンプ方向が逆になるというバグが発生する。
独特の奇怪な軌道を把握すれば、
対空という概念のない今作では有情脚同様、使える技となる。
これでトドメを刺し「衰えたな……」と言ってやろう。
北斗7にはこれと断己相殺拳しか原作、アニメ版の技はないのだから……
南斗水鳥拳奥義 鷹双脚舞
↓↑P
何故レイが鷹なのか一体どこが脚なのか解らないがとても強い東映奥義。
↓↑という普通のゲームならば難しいコマンドだが、
↑と同時にボタンで良いため北斗7ではむしろ一番簡単なコマンドだ。
普通に入力するだけで容易に連発出来るうえ出ている時間も長いので、
咄嗟にも出るし起き上がりに重ねるのもまた容易、
しかも上から潰すのも困難なため連発すれば神にもなれよう。
さらに威力もあるので同じ突進技だが鷹翔脚よりもこちらを使った方が良い。
南斗水鳥拳奥義 鷹双破
↓→P
やはりハーン兄弟の南斗双鷹拳と間違えているのではないかと
疑惑を感じざるを得ない鷹双シリーズ鷹双破。
出るのがそこそこ速い飛び道具で出てしまえばこのゲームでは大きな驚異。
しかし普通に(と言っても北斗7での普通)に入れると鷹殺拳が出てしまうので
普段よりもさらにワンテンポ遅らせてボタンを押すのがコツとなる。折角の出の速さが台無しだ。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
南斗水鳥拳奥義 飛翔降龍撃
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
飛び上がって光の矢となり、点滅しながら敵を射抜く東映奥義。
威力も高くLv3奥義としては使っても良いクラスの奥義である。
ちゃんと距離を見計らって出さないと空振りに終わる。
南斗水鳥拳奥義 断己相殺拳
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
原作でラオウとの相打ちを狙った南斗究極奥義。
他にも朱雀展翔や飛燕流舞などレイの技はあるにも関わらず全て封印され、
飛翔白麗と断己相殺拳だけが残った。そしてその代わりが謎の鷹双シリーズである。
飛翔降龍撃と全く同じ絵という大胆さだがこちらは点滅しない。
しかしそれがどうしたという感想だ。
こちらは敵の位置を追尾して攻撃してくれるので跳び越してしまうという心配がないが、
画面上空まで飛び上がった時点で奥義ガードを用意されて終了だ。
こちらは全ゲージを失ってしまうので割に合わない。思わず、「返せ!」と叫んでしまいたくなる。


南斗白鷺拳伝承者 希望のために戦う南斗の闘将 シュウ

南斗白鷺拳奥義 裂殺拳
→P
南斗系標準装備の突き。
密着しないと当たらないので何も使い道がない。
歩きながらPで出ればまだ使えたのだが、やはり出ない。
こうなってくるとシンの虎破龍の長さは驚異的と言える。
南斗白鷺拳奥義 白鷺飛翔脚
↓→K
また獄屠拳だ。
もはや標準装備と言うよりも使い回しの感が強くなって来たがやはり強い。
南斗白鷺拳奥義 白鷺天葬脚
→↓K
今度は南斗天葬脚が白鷺天葬脚と名前が変わっただけだ。
2Dで技の使い回しとは前代未聞。技の案が浮かばなかったのだろうか?
何故、原作の技は採用されないのだろうか?
突きよりは使えるが近距離で超常的シビアなコマンドを入れる暇などない。
南斗白鷺拳奥義 白鷺旋風殺
←↓→K
見ての通り南斗烈脚斬陣だが白鷺旋風殺という謎の東映奥義。
何故こうも原作技をオリジナル奥義にしたがるのか。
移動速度が遅いのでシュウの場合は白鷺飛翔脚のほうが使い易いが、
起き上がりに重ねる場合は持続時間の長いこっちのほうが良い。
が、そんなに深く考えてもたいした意味はない。
南斗白鷺拳奥義 白鷺衝破
↓→P
切れろ切れろ切れろ切れろぉぉ――っ!(裏声)
という声で有名なユダの奥義を何故かシュウが使う。
使い回しを通り越して寄せ集め感の漂ってきたシュウだが、
この飛び道具は恒例のポージングがないために出が早く、強い。
地を這うために飛び越えられ易くもあるが、
跳び蹴りを喰らってもすぐに回復するので大して気にすることではない。
今作で怖いのは奥義だけだ。奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
南斗白鷺拳奥義 白鷺剛脚
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
烈脚空舞の一撃目のような奥義だが東映奥義、白鷺剛脚。
ケンシロウがサウザーに一太刀浴びせた奥義がベースだろうか。
リーチは短いが密着を強いられることはないし、
何より1ボタンで出るので接近戦でおもむろに出すのが有効。
普通のゲームで言うところの無敵技で地上技を刈るような感覚で使える。
威力もLv4奥義と大差はない。チャンスがあったらLv3でゲージを使っても良いキャラだ。
南斗白鷺拳奥義 烈脚空舞
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
そしてこっちが烈脚空舞なのだが何を間違ったのか浴びせ蹴りになっている。
原作をどう解釈したらあれが浴びせ蹴りになるのか疑問は膨らむばかりだ。
東映動画は盲目の闘将よりもよほど盲目ではないのか。
飛び道具ならばまだ引き付け奥義ガードやタイミングを合わせてのジャンプで
何とかならないこともないが急に来る突進技の対処など人間には不可能な
北斗7界でこの奥義は使い易い部類に入る。
問題はなぜ浴びせ蹴りになっているのか? ということだ。


南斗鳳凰拳伝承者 無敵の体をもつ南斗の聖帝 サウザー

南斗鳳凰拳奥義 鳳斬撃
→P
少しだけ闘気が飛ぶが要するにいつもの突きだ。
ここまで使い回してくれると逆に潔さを感じるが、もう何も書くことがないのが難点だ。
南斗鳳凰拳奥義 鳳舞脚
↓→K
獄屠拳の鳳凰拳版。南斗は皆同じで良いと思っているのか。
これ以上何を書けというのか。そろそろいい加減にして欲しい。
強い! 突進! 終わり!
南斗鳳凰拳奥義 鳳翼凄脚
←↓弱K
やっとオリジナル奥義だが何のためにあるのか不可思議な技。
あれだけ使い回しに走った東映動画がなぜわざわざこんな技を考えたのか疑問は尽きない。
飛び上がって回し蹴りを出すのだが垂直に飛ぶのでリーチは皆無。
原作でもこういう技は繰り出しておらず、唐突に挿入された謎の奥義と言えよう。
南斗鳳凰拳奥義 鳳凰天葬脚
→↓K
またかよ!  またかかと落としかよ!
南斗鳳凰拳奥義 極星十字拳
→↓P
ポージングなしで出る飛び道具。故に強い。
サウザーの移動は常軌を逸したスピードを誇るホバーなので闘気を追いかけても面白い。
だが本当にただ面白いだけで別に攻めが広がるわけではない。
それに常軌を逸したと言っても移動が果てしなく遅いこのゲームではの話で
一般の常識で考えれば普通のスピードだ。何も凄くはない。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
南斗鳳凰拳奥義 鳳凰衝転脚
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
蹴りを連発する奥義。連発と言っても多段ヒットしないのは当然だ。
そろそろ解って来たが、東映動画は金髪というだけで
サウザーとファルコを混ぜているのではないか。あるいは区別がついていないのか。
通常技に原作で見た蹴りがあるのはちょっとした感動だが、
そこから発展させて蹴りキャラになってしまったのか。謎は膨らむばかりだ。
踏み込みながら蹴るので間合いが広く使い易いものの、
威力はサッパリなのでLv4まで溜めたいところ。
南斗鳳凰拳奥義 天翔十字鳳
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
レイの断己相殺拳と全く同じ特性を持つサウザーの最強奥義。
ここでもプログラムの使い回しなのか。
レイほど派手に飛び上がらないので反応奥義ガードは幾分され難いが、
出す時に『みょみょみょ〜〜ん』と恥ずかしい音が鳴る。
しかし威力は凄まじく、無想転生並の破壊力を誇る一撃必殺の奥義。


南斗五車星雲のジュウザ 我流天賦の才による拳法の達人 ジュウザ

南斗五車星奥義 昇頭背水拳
ジャンプの頂点で強P
空中から急降下で相手の頭に両手で突く技。
拳という割には拳を使っていないが南斗五車星奥義という時点で
何か間違っているのでそんな問題は些細なことだ。
ジャンプ攻撃の減りがまるで無意味な今作において、
普通に出てしかもガード不能、さらにダウンまで奪える空中奥義は使い易い。
しかしやはり飛び越してしまうとジャンプ方向が逆になるというバグが発生する。
逃げたつもりが敵陣突入ということも有り得るので気を付けよう。
南斗五車星奥義 撃壁背水脚
←↓→強K
相手を飛び越して背後から蹴り上げる技。
奥義にガード方向という概念はないので何の意味もない。
一応ダメージ軽減を防げるがそんな細かいことを考えても
メリットが生まれるような深いゲームではない。それはこれがク●ゲーだからだ。
相手に近づいて出さないと背後に回り込めず己が背後を晒してしまうので注意。
というかこんな技を使う必要事体ない。
南斗五車星奥義 粉砕拳
→↓P
目の前に闘気を叩きつける技。
ちゃんとした飛び道具を持っているのになぜこんな技を使わねばならないのか?
使う意味はあるのか? いやない。
メリメリ回復する体力ゲージのせいで威力の大きい奥義を選択する意味は無く、
隙の少ない技で回復の間を与えずにハメ殺すのがこのゲームのセオリーだからだ。
だが別に使えない技でもない。ただ使う意味がないだけだ。
南斗五車星奥義 変葬誘移脚
→弱K←強K
あのラオウをも唸らせた変則蹴り連打。
連打と言っても二発しか出ない。というか技自体出ない。
超高速で『十字キー入れる⇒十字キー放す⇒ボタン』という作業を
一瞬のうちに2セットも行わなければならずとても出にくい。むしろ出ない。
出てもリーチが短すぎて密着しなければ当たらず、
最初に出る弱Kのノックバックで肝心の奥義部分を当てるのは不可能。
南斗五車星奥義 激裂背水拳
→弱P・強P
→を入れた後に十字キーを放し弱P・強Pと流れるように押す。
連続拳だが連続ヒットしないのは言うまでもない。
一応リーチはあるので出せるなら使えないこともないが、
出すまでに時間のかかるコマンドを経てまで使うゆとりは常人にはない。
南斗五車星奥義 凄斬撃
←→P
極々普通の飛び道具で極々普通に発射されるためとても使い易い。
むしろこの技だけあれば良いと言っても過言ではない。
変則的なキャラを作ったが結局普通の技を選んで使ったほうが強いという
テクニカルキャラ制作失敗の典型的な悪い見本である。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
南斗五車星奥義 飛翔流壊撃
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
「浅かったわ」とラオウの兜を割ったあの技だろう。
飛翔流壊撃と強そうな漢字を無造作に並べたような名前が付いている。
破砕拳、凄斬撃もそうだが東映動画に技名を付けさせると往々にしてロクなことがない。
Lv3奥義にして断己相殺拳、天翔十字鳳と同じ性能を持ち、相手の位置をホーミングして攻撃。
だが威力はさほどでもないしやはり上空まで飛んだら奥義ガード安定だろう。
南斗五車星奥義 撃壁背水掌
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
最後にして最強の奥義はやはり撃壁背水掌だ。ダッシュで相手の背後に回りこみ闘気爆発。
背後にまわったところでガード方向が変わるわけでもなければ
ガードされても致命的なダメージは確定なので背後に回る意味はない。
なぜジュウザに背後を取る技が多いのか考察するとそれは恐らく東映動画が『背水』の意味を
背後から襲う』と誤った解釈をしてしまったからだろう。
だが威力は凄まじく無想転生並の攻撃力を持つ。


失われた北斗の男 天を握る野望を持つ北斗の長兄 ラオウ

北斗神拳奥義 天将奔裂
弱P連打
ラオウ無敵の拳、修羅の国をも震え上がらせた闘気の波動、天将奔烈だが、
謎のパンチ連打に変わっているばかりか天将奔とご丁寧に誤字まで見せてくれる。
それとも天将奔烈と天将奔は別の奥義なのだろうか。
技としては連打技だが連続ヒットなどするはずはなく、当然しゃがんで連打しても出ない。
そしてリーチが短かすぎるので当てるには相手の協力が必要。友達に相談しよう。
北斗神拳奥義 無想陰殺
↓←→弱ボタン
気配を読み、殺気との間合いを見切り、無意識夢想のうちに繰り出される必殺の拳。
今作では異様に速いスピードで突進蹴りを放つだけの奥義で、
なぜか弱Pと弱Kで発動する。また、技後に何かボタンを押すと奥義の中断が可能。
フェイントにでも使えと言うのだろうか。
とても人間に反応できるスピードではないうえに端から端まで移動するので
これで行ったり来たりすれば天を掴むなど容易いことだろう。
CPUはスライディング無想陰殺という離れ業も使うが人間が使えるかは不明。
北斗神拳奥義 残悔破
→↓P
なんと拳王様も使うチョップ奥義残悔破。
東映動画はこれに何かこだわりがあるのだろうか。
使うにはリーチが短すぎるし、接近して変質的シビアなコマンドを入れてる暇などない。
北斗神拳奥義 妖弾闘拳
強P連打
リーチが伸びた天将奔。ラオウがグローブを付けて殴っているようで笑える。
しかし千手壊拳のように前進するわけではないのでまだ当て難い。友達に相談しよう。
ゲーム画面では弾闘拳だが説明書には弾闘拳と記載されており、
ネーミングは凄妙弾烈がベースか。やはりカイオウとごっちゃになっているようだ。
というかもう何が誤植で何が真実なのか判らない。
北斗神拳奥義 剛将龍雷
↓→↑強P
アッパーだが恐るべきはその技時間であり一瞬で出て一瞬で終わる。
瞬きをしていると見逃すので注意が必要だ。
対空で使うには鬼の引き付けが必要に思えるが、
そもそも対空などを気にするようなゲームではないので心配ない。
密着しないと当たらないので必然的にこんな長いコマンドで当てるのは無理。
北斗神拳奥義 猛衝破
←↓→P
ラオウこそ剛掌波の本家ではないかと思うが、
この猛衝破は剛掌波のパワーアップ版という設定だろうか。
北斗5でも波動猛将破なる奥義が最大奥義だったが
東映動画的には猛>>>>>剛なのだろうか。
一部キャラにしゃがまれると当たらないが無難な飛び道具。
奥義ゲージLv2なら奥義ボタンだけでこの技が出る。
北斗神拳奥義 剛闘爆華
奥義ゲージLv3の時に奥義ボタン
闘気を爆発させ周囲を吹き飛ばすラオウのLv3奥義。
もつれた時に出してみたいが別に無敵ではないのでプチッと潰される。
全体的に見掛け倒しというこのゲームを象徴するような奥義だ。
さらに威力が小さくLv4奥義の無想転生が鬼畜の強さを誇るので使ってはならない。
決して出してはならない禁忌の技。
北斗神拳奥義 無想転生
奥義ゲージLv4の時に奥義ボタン
一定時間完全無敵になる北斗神拳究極奥義。
一定時間と言っても実に30秒もの間無敵状態なので相手はたまったものではない。
この状態でなんでも良いので技が当たればそれが無想転生となり、
それが弱Pであっても約3分の2ほどのダメージを与える。その弱Pも通常ガード不可だ。
HITすれば無敵は終了するが奥義ガードされても無想転生は継続されるので
30秒間当たるまで暴れ続ければ良い。強すぎる。
最後なので東映動画に倣って説明文も使い回してみたがどうか。