考察 ジョーの親父とは何者なのか?

れっせー画伯
「俺はこの大会で優勝して、親父のように世界一強い男になるんだ!」

餓狼伝説1でのジョー・東のセリフである。
これによると餓狼世界で最強の漢は、実はパンツ父なのかも知れないのだ。

だが、パンツ父の情報はここで終了。その後語られることはなかった。
一体この幻の親父とは何者だったのだろうか?

それでは一部公式設定となっているアニメ版の小説を紐解いてみよう。

ジョーは、1972年3月29日に大阪吹田市の開業医の三男として生まれた。
裕福な家庭で育ったが、勉強ができる兄二人と絶えず比べられ、
両親の期待が自分にないことを知ったときから、ぐれ始め、
中学二年の時は吹田では知らぬ者がいないほどの不良になっていた。

ジョーはヤンキーだった!

いや、別にそれほど驚くようなことではない、というかやっぱりねといった感じだが、
おそらく長ランやボンタンなど布面積が多い不良アイテムに真っ向勝負の、
冬でも半袖半ズボンヤンキーだったのだろう。
吹田中に知れ渡るのも当然だ。

って、医者!? およそ知性とは縁のないパンツの父が医者!?

世界一強い男が医者?
いやいや医者も侮れない。
ある文献によると医者の解剖学の知識はグラップラーのソレを遥かに凌駕、
人を壊すにおいて大きな武器になるとのことらしい。

おそらくジョーは
「ジョー お前の体で究極の秘孔を試させてもらうぞ!!」
等の行き過ぎた体罰を受けて育ったのだろう。
2分の1くらいで死ぬような体罰を受けて育ったのだろう。
そしてそれによってジョーはグレてしまったのだ。

つまりジョーの親父は、


結論 飲んでた

おそらくジョー親父はジョーが何か悪さをする度に、

「ぶぅおあぁ! オレは天才だぁ!
 オレはどんな拳法も誰よりも早く修得できる!
 媚びろ〜! 媚びろ〜! オレは天才だぁ!」


と闇ルートで入手したワイラー薬を服用し、
筋肉で白衣を破り飛ばしてジョーを叱っていたのだろう。

それによりジョーも闘う時はパンツルックでなければならない
男はパンツルックでなければならない
男は黙ってパンツルック

という誤った認識が脳に刷り込まれてしまったのだ。


よってジョーはリリィ・カーンの前でも男らしさをアピールするために
敢えてパンツルックでデートを行う、と見るのが正しいだろう。
そしてもう面倒くさいので常時パンツルックになってしまったのだ。
父と子の歪んだ愛情のぶつかり合い。パンツルックに秘められた哀しい逸話である。

タナトス画伯