考察 なぜキム・カッファンは空を飛べるのか?

キム・カッファンと言えばテコンドーの強さを世に示す為に闘いながらも、
悪を断じて許さぬ正義のスピリットの持ち主として高名な漢。

そしてその技のキレはあまりにも強大で、
悪魔が如きその強さは筆者をして「キムだけは勘弁してください……」
対戦友達に頭を下げざるを得なかったほどである。
あと、飛ぶ



この写真を見れば解るように、キムは普通に空を飛べるのである。

しかしこれはキムだけの特技なのだろうか?
強者、際者が集う餓狼の世界、他にもまだ飛べる漢が存在してもおかしくはない。
そこで私は世界各地から資料を取り寄せ、空を飛ぶ漢を探してみた。

そしてやはり居たのだ!
キム・カッファンともう一人、重力をも超えた偉大な格闘家が!




浮いている

どうだろう、明らかに浮いているではないか。
彼、望月双角氏はこのままサウスタウン中を移動するのだ。

では根本的な問題。
なぜ彼らは空を飛べるのだろうか?

故新声社の餓狼3の謎によると、双角はある密教を信仰していてすでに最終解脱済み。
悟りを開いたことにより“暗黒の理力”を操る術を身に付けたとある。

ということはつまりこの飛行術も、密教解脱による暗黒の理力を用いた物だろう。
現実の宗教家にも空中浮遊を武器に信者を集める例が見られるのだ。
双角が飛べるのも当然だろう。むしろ飛べない方がおかしい。

ではもしやキムも……?

そう、もうお解りだろう。

結論 悪魔に魂を売ったため

null画伯

キムも密教に手を出し、暗黒の理力を手にしていたのだ

思えば餓狼2時点のキムはたいした強さもなく、まさに貧弱な男の見本だった。
しかし餓狼SPに入ってからの突然のあの破壊的な強さ。
そして彼が空中飛行をたしなみ始めたのも餓狼SPからではないか。

これはもはや偶然では片付けられまい。
キムは餓狼2〜SPの間に怪しい宗教にハマり、
悪魔に魂を売り払うことで文字通り悪魔の強さを手に入れたのである。
筆者が頭を下げるのも已む無しと言えるだろう。