考察 北斗技考察

数々のアニメ、特撮作品の影響を受けて作られているKOFシリーズ。
もはやパクリと言っても過言ではないKOFシリーズ。
その途方もないパクリの中から一応北斗系サイトっぽい当サイトらしく、北斗技を抜き出していこうと思う。

撃壁背水掌
言わずと知れた雲のジュウザの秘拳。
あのラオウを大量出血させるほどの掌撃である。
KOFではアンディ・ボガードが同名技を使うが、本家とは全く違う連続打撃技。

北斗天帰掌

もし誤って相手の拳に倒れようとも相手を恨まず、
悔いを残さず天に帰るという誓いの儀礼。
ヒゲのおっさんが「はっ! これは」と驚くほど崇高。
テリー、アンディの兄弟対決時に行われる。

水鳥の舞 白鷺の舞 紅鶴の舞 鳳凰の舞
不知火舞が使う技の数々に南斗六星の拳の名が付けられている。
手刀、足刀を極め、真空波を生むほどのスピードを以って相手の肉体をバラバラに分断する南斗聖拳。

舞が使うこれらの技は相手KO後に特殊コマンドを入れると発動し、
敵を切り刻んでスプラッタにするような技ではなく、ただ名前がそれなだけである。
なぜか餓狼勢は北斗技が多い。
また「白鷺の舞」はかなりの確率でボイスを「アフロの舞」と誤聴され、
南斗白鷺拳の地位を著しく下げた。



斬風燕破 疾火煌陣 魔舞紅躁 白羅滅精
疾風の拳を以ちて誰にも拳の影すら見られることなく敵を葬る羅将ハンの北斗琉拳。
彼が使う奥義の数々を大胆にそのままパクってゼロというキャラが使う。

ゼロ
というかなんかもう見た目もハンだ
オマージュやパロディの域を超えている。





しかし技自体は名前が同じだけであって、
原作同様の北斗琉拳を使うわけではない。
ここまでやったのだから「ヌフフフ」と言いながら
相手を埋めるくらいはやって欲しかった気もする。




ハイデルンインフェルノ
フィニッシュ・ホールドの壁画に描かれている
キン肉族三大奥義のひとつ、マッスルインフェルノ。
直訳すれば筋肉地獄
'94でハイデルンが使い、後にレオナにも受け継がれた。
この頃はまだ恥じらいというものがあったので
そのまま「マッスルインフェルノ」ではなく、
「ハイデルンインフェルノ」と名前を文字っている。
これに倣って他の奥義も
「マッスル」の部分にキャラ名を入れてパクるように調整された。
攻略不可能という設定の三大奥義だが、キン肉マンが体を動かすだけで簡単に破れたことで有名。
というか普通に考えればそれで破れるだろう。

ただ、マッスルインフェルノはそのままサーファーの要領で壁に頭を叩きつける技だが、
ハイデンルンインフェルノは地面に押しつぶす技となっているので、厳密には違う性能の技と言える。

ナパームストレッチ





キン肉マンソルジャーことキン肉アタルの同名技。
この技を受けると空気抵抗の関係が色々なって、胸に「A」の文字が刻まれてしまう。
決まった瞬間にブロッケン.Jrが、
「勝ったのはソルジャーだ!!」と絶叫してしまうほどの必殺性を持っている。
その威力にアシュラマンは、
「相手の両足を自分の両足でフックさせ両腕はサーフボードに取ってのつり上げ
 完全に身動きをとれなくしておいて相手の全身を地面にたたきつけるとは……
 なんと恐ろしい技!!」
と驚きの声を上げ、バッファローマンも、
「ナパーム・ストレッチとはよくつけたものだ
 まさに森林を一瞬にして焼け野原にしてしまうナパーム弾並みの威力だぜ!!」
と絶賛した。
KOFでは'96からクラークが全く同じ技を使う。
恥じらいを失った'96からの登場なので何から何まで全く同じだ。

クラークスパーク
 

相手のあらゆる部位を徹底的に痛めつけるキン肉マン最強の必殺ホールド、マッスルスパーク。
攻略不可能という設定だったのだがフェニックスにすんなり破られた。
わけのわからない体位が特徴。

やはり恥じらいを失った'96からの登場なのでパーフェクトにそのままパクッている。
良心に感じられた微妙な名前の変更ももはや悪意に感じられるようになった。

マキシマリベンジャー
'99からの新キャラクターマキシマの使う超必殺技。
頭突きを繰り返し相手を天高く突き上げる、
キン肉マンフェニックスが使う
キン肉族三大奥義のひとつマッスルリベンジャーである。
他にキン肉マンマリポーサも同名技を使ったのだが、
これは逆に地上の相手を空中から頭突きで襲う技だったため、
ニセモノとして御先祖様の霊気パワーを受けて殺された。

原作のマッスルリベンジャーは頭突きをしながら空高く上昇し、
超高度から身体を固めてコーナーの鉄柱に叩きつける技であったが、
マキシマリベンジャーの方は落下してくる相手を何度か頭突きで突き上げるだけである。
これも順逆自在の術で破られた。

結論 途中から肉技考察

(C)武論尊原哲夫/Coamix  ゆでたまご/集英社