藤沢画伯が描いて下さったギース様です。
当小説は一応ギース視点などと謳っておきながら
見事なまでに途中からテリー視点となっているわけですが、
だ、だってしょうがないじゃん! 2では出番ないんだし!!
そんな葛藤を見透かしたかのような、憂いを秘めた、どこか陰のあるギース様。
しかしそれでいて彼なりに穏やかな、敬意を持った笑みのようにも見えるとても深い作品です。
私もこの作品に負けませぬよう、最後はギースで綺麗に〆られるように頑張ります。


補星…… 北斗七星の横に寄り添うように光る星…… またの名を死兆星。
あの星が見える者にはその年のうちに死が訪れるというが……
というわけで、koya画伯が描いてくださった形の良い舞とアンディです。
忍び寄る恐怖に心臓を鷲掴みにされたアンディ青年の心の葛藤と、
その後の運命が凝縮された、実にコミカルかつ弾力が伝わって来るあまりにも圧倒的な作品。
舞はメディア、作品によって全くキャラが違うので如何したものかと思い悩んだ結果、
結局、ベタな感じに落ち着いたワンシーンを絵にして頂き、もう何度死んでも本望……!
少しずつ大人っぽく演出出来れば良いんですけどね。


elizabeth画伯が描いてくださった、無駄に名前のカッコ良い、アクセル・ホーク氏。
巨体を武器に握り締めた拳を力一杯振り回すから強い、
という単純な要素に説得力があるのが餓狼の世界でしたね。
普通に炎や雷を落とす時代になってしまったMOWではもう生きていけない……
と言っても、コンピネーションゲーとなったリアルバウトでも
彼の豪腕ぶりは再現出来なかったでしょうから、
この無駄に名前のカッコ良い男が歴史の闇に埋もれるのも致し方ない運命だったのかも……
小説的には一撃で態勢を一気に変えられるので、豪腕巨漢は書くの面白いです。


藤沢画伯が描いて下さったローレンスさんです。
得意の流し目を決めるそのお姿、カ、カッコ良い!
と、ロレ狂に目覚める方もいらっしゃるのではないでしょうか?
メスト漫画餓狼2を参考に普段着を白スーツにしたのですが、
カラー絵で描かれるとここまでカッコ良いとは予想外でした。
どうも彼はピチピチマタドールスーツがマイナスポイントだったようで……
書いていて思ったのですが、餓狼の中での純粋悪と言えば、
ギースも山崎も置き去りにして、意外や意外、この人がトップだったりしませんか?
にしても、画伯は非常に整った良い作品を仕上げて下さいます。
まさにオールバック職人です。


B画伯が描いて下さった冬のビリーとリリィです。
アダルトチルドレン物が大好きの不幸属性持ちなので
彼らをイジめる文章は書いててめちゃ楽しかった!
い、いや、その後の救いのシーンまで含めての話ですよ!
そんな屈折した作者の話はさておき、目線を交し合うこの幸せそうなカーン兄妹。
この世界では、もう寒さに凍えることもない。
そんなささやかで、しかし彼らには噛み締めるほど重い幸福が
痛いほど伝わって来る見事な一品です。


B画伯が描いて下さった若ギースと若ジェフの二人です。
近いようで遠く、遠いようで近い、まさに不即不離の親友同士。
そこで待っている悲劇的な運命を予感させるような互いに寂しい表情が
静かに感情を揺さぶってくれます。
これを見ながら最初の方を思い出してくれれば、
小説を気に入ってくれた方はまたしっとりと餓狼世界に浸れるんじゃないかなぁ。
何故か見ているだけで泣ける、そんな不思議な作品です。
ちなみに不即不離等、あまり聞かない四字熟語は、四字熟語好きのギースの為に
その場その場で調べて書いたものなので多分、何個か使い方間違ってるから……


B画伯が描いて下さったやたら好評な「――父さぁぁーん!!」のシーンです。
北斗の拳信者なので人死にのシーンは必要以上に力を入れて、
なかなか死なないけど確実に最期が迫ってる感を出してみました。
文章入れながらジェフの命を伸ばしてると作者的にもちょっと涙ぐんじゃったりして……
しかし誤字チェックをしながらサッパリ読み進めていると全然全く来ないので、
やはり小説は世界、登場人物への感情移入のさせ方が大事なのだなぁと勉強になりました。
そんな餓狼伝説の名シーンを誰のイメージにも浸透する形で描いて下さったこの作品。
試しに挿絵っぽくローカルで入れてみたんですが、全く違和感ないですね。これは凄い。
小説で泣けたと言ってくれる方はこの作品で是非二度泣きしましょう。
しかし「おっさん」⇒「父さぁぁーん!」の流れは実はボンボン餓狼が元ネタなのだった……


インチキ画伯が描いて下さった餓狼2最後のギースvsクラウザー。
この二人の決着戦はオフィシャルかどうか微妙な感じでよく判らないのですが、
やはりないとダメだろうということで少々強引ながらビリーが助けた、
ということでホッパーのヘリか何かでイギリスに運んだと思ってください。
展開上、あっさりと終わってしまいましたが、その分、戦後の余韻に力を入れたつもり。
長身のクラウザーに上から襲われても一歩も退かないジェフグローブのテリー兄さん。
この後の拳のインパクトまでも伝わって来る、迫力の一品です。
ちなみに当小説のクラウザーのイメージはアニメ版だったりする。


カニ缶画伯作が描いて下さった
「おやおや本気で復活する気かい? 老兵はおとなしく消えていけばいいものをよ……」
のシーンです。なんでもあそこのギースvs山崎にいたく感激して下さったとかで嬉しい限り!
あの辺、注意深く読まれてしまうと気づかれてしまうと思うのですが、
ギースはvsアンディ、vs山崎、vsテリー、vs崇秀、vs崇雷と短時間で五連戦なんですよね。
このそうそうたるメンバーを相手になんて無茶な!
というわけで山崎はほぼ無傷で倒してしまったわけですが、
一応、ギロチンを二度も見せなければ当て身投げを食わず、もっと善戦出来たという裏設定です。


sagittal画伯の死人のように色のない顔の怖い怖い崇秀です。
これはマジで書いてる時のイメージとピッタリでビックリしました。怖いし!
こんなのと向き合った恐ろしさを文章で表現出来ていれば良いのですが。
崇秀と先祖の人格の関係がこれまたオフィシャルであやふやで、
なんだかメッセージ関連を調べてると途中から元の秦崇秀という人格の設定が消えてるような……
崇秀と海龍が同一存在のような描かれ方してると思いません?
そもそも餓狼3のプロフィールからして崇秀のプロフィールなのか海龍のプロフィールなのか解らんし。
成人してると思われる海龍人格がアニソン好きというのも変なので
崇秀のプロフィールなんでしょうが、いまいちその辺ハッキリしません。
っつーか、兄はカタコトなのか普通に喋るのかすらハッキリしてないぞ! しっかりしろ、SNK!


大薙凌矢画伯が描いて下さった、幼少時のカインくんが血塗れの20ドル札を突き出すシーンです。
HDDの奥に埋葬されてあった設定資料を掘り起こしてくれますれば
カインはこの時4才だったようで、その4年後にドン・パパスの組織に拾われたことになります。
ならば公式設定のない姉のメアリーは幾つかという話になるのですが、
これがまた困ったことにこの5年後にロックを産み落としているわけです。
4才の弟を持つ姉が5年後に出産……
軽くギネスブックに載りそうな話ですが、とすればギースがえらいロ●コンになってしまいますし、
ましてマリア・ハワードの面影など見るはずもないのでこの時点で16才。
ロックを生んだのは21才の時ということにしました。
ということでこの小説でのメアリーとカインは12才も離れているのですね。
っつーか、明らかにMOWの設定、カインを美青年にしたいがために若くしすぎただろ!


式画伯が描いて下さったvsタクマ戦の若ギース様です。
説明を受けるまでもなく、覇王翔吼拳を受け切ったシーンのようですね。
その熱風と傷が威力を物語り、それでも不敵な表情がギースの精神力をまた物語る。
実にストーリーを動きを以って表現してくだった作品です。ありがとうございます!
実際問題、ここでギースはタクマに勝てるはずもない力の差があるわけですが、
それでも自分が優位であるかのように闘いを締め括れるキャラクター性は書き易く、
展開上とてもありがたかったです。この辺はプロットなしで書いてたんだよな……
尚、このナショナルパークでの闘いは創作ですが、
ギースが所見で覇王翔吼拳を受け止めるシーンは天獅子龍虎から頂いております。


ツカ画伯が描いて下さったホストっぽいセクシーな若ギース様です。
こんな兄さんに流し目使われたら並のギャル程度ではコロッとオチるでしょうね。
それこそもう、殺虫剤を浴びた羽虫のようにフラフラと崩れ落ちるかと思われます。
レストランのシーンがお気に入りと言ってくださる画伯ですが、
あの辺はもう本当にノウハウがないうえにプロットも作ってないし、
今、読み返すのは羞恥プレイでしかないわけで、でも会話内容は自分でも気に入ってたりします。
理屈っぽい美形のお兄さんが年取ると自然にギース様になるんだなぁと書いてて驚いた次第です。
自分の中では全く違和感がなかった。


ツカ画伯が描いて下さったチャイナ服時代のお若いギース様です。
ジェフと出会った頃、とのことなので、手元の資料によると23才くらいでしょうか?
まだまだお肌もピチピチ、お美しい限りです。
翌年辺りにタンに破門される前まではこんな服装を好んでいた――というか、
門下に支給されていたのかも知れませんね。


ツカ画伯が描いて? 作って? 下さった若ギース様人形です。
ともすれば怖くもあるドールですが、確かに若ギース様を思わせるこの美しさ、気品、
興味のない方でも新しい趣味へと誘う妖しい魅力に満ち満ちています。
これがカリスマか、と永く人々の心にのこるギース・ハワードの存在に説得力を感じてしまうのです。


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